オーブンレンジ②
オーブンレンジ話の続きです。
前回、オーブンレンジに求めるスペックとして、下記の5点を挙げました。
①トーストを裏返さずに焼ける事
②あたためや解凍がきちんとしている事
③庫内フラットで自動お手入れ機能を有している事
④300°以上の加熱が可能な事
⑤庫内容量は30L程度である事
これらの各機能について、ビストロNE-BS808はどうなのか、私の感想を述べていきます。
オーブンレンジを検討した事のある方ならご存じでしょうが、①を満たさない機種は結構多いです。その場合、トーストの途中で裏返すことが必要なのですが、元の電子レンジですら裏返す必要がないのに、5~6万も出して不便な目に遭いたくはないと思いました。ビストロはトーストを裏返す必要はありません。
②について、元の電子レンジのあたため機能は飲み物が苦手で、ぬるかったり沸騰してあふれたりしていましたし、解凍機能は焼けるかカチカチかの二択のような状態でした。
この点については口コミで判断したのですが、ビストロは自動あたため等の基本的な機能で隙が無いとの評判を多く見かけたので信頼しました。実際に使ってみても、その評判は間違っていなかったと思います。温度ムラもありませんし、冷凍スライス肉等をめくれるレベルで解凍してくれます。厚さのムラがある鶏肉の塊はもうちょっとといったところでしょうか。個人的には許容範囲です。
③については地味ですが重要だと思います。既に何度か料理に使いましたが、便利です。古い電子レンジから移行した身からすると、庫内フラットの便利さは感動ものです。電子レンジやトースターで皿を変える必要もなく、掃除も自動手入れ機能で簡単です。長く使う物ですから、メンテナンス性の高さは大きなポイントだと思います。ここもビストロはそつなくこなします。
④の300°以上の加熱性能については、パンやピザを焼くといった、趣味的な要素として求めました。実用性一辺倒というよりも、趣味にも使えるものであって欲しいので。ビストロで早速ピザを焼いてみましたが、200°までしか出せなかった元の電子レンジとは焼き上がりが違います。きれいな焼き色にパリッとした食感で大満足です。
⑤についてはそれほど拘るわけではないのですが、この程度の容量があれば大体なんでも作れると思ったからです。せっかく良さそうなレシピを見ても、庫内容量のせいで材料を減量調整して作るとかしたくなかったので。
実際に買わないとわからない点もありましたが、今のところビストロは期待に応えてくれていると思っています。大体の事を期待以上の水準でこなしてくれる、いい品です。これからお菓子作りなどにも手を出して、ビストロを使いつくしたいと思います。