病院職員のぼやき

その日書きたいと思った事を書きます

閉塞感

 コロナの感染状況が落ち着かないまま連休に入りました。今年は去年や一昨年よりも多くの方が帰省や旅行に行かれているようですね。何か状況が好転した訳ではないので、連休明けに結果が数字として現れるのでしょう。

 個人的には、感染対策をきちんと行った上であれば、帰省でも旅行でも外食でも自由にすればいいと思います。その結果として感染したとしても、もう許容するべきではないかと思います(重症化率が低く、感染力が高い株への感染と考えた場合)。

 ただ、医療従事者も同様でいいのかと考えると…何とも言えません。どちらとも判断がつかない場合は、より慎重な判断を行うべきでしょうから、私の場合は自粛という結論になりました。

 こうなると遠距離恋愛ではまず相手に会えない事になります。家族以外の人に会いに県境を跨ぐ移動をするというのは、旅行にカテゴライズされるでしょうから。その結果、もう半年も彼女さんに会えてません。

 本当だったら去年、将来の話をするつもりでした。会って話をするつもりでした。

 今となっては、次にいつ会えるか全くわかりません。コロナ禍でも今出来る事に取り組んできましたが、これは相手があっての事、進めようがありません。今出来ることをするしかない、それは承知していますし、やっています。ですが、一番やりたい事をいつまでかわからない期間お預けにされるのはしんどいですね。それとも、半年待たされたくらいで焦る私は生き急ぎ過ぎなのでしょうか。

第6波収束前の第7波到来

 コロナ第6波が収束とは言い難い状態のまま再び感染拡大が始まりましたね。一部では既に第7波と言われているようです。入院患者数ベースで見ればまだひっ迫感は無いように思いますが、少しずつでも減少傾向だった状態から再び増加傾向に変わった事には、うんざりするような気持ちです。

 いつになったら人と気兼ねなく会えるようになるのでしょうか。会ってゆっくり話したい人がたくさん居ます。彼女に大事な話があります。県外移動を慎むなら、同居の家族以外と会わないなら、ビデオ通話位しか出来ません。それで構わないと言えるほど私はこの時代になじめません。

 コロナが変わるか、ルールが変わるか、ルールに対する対応含め自分を変えるか。状況を変えるにはどれかが必要なのでしょう。

五類感染症への指定見直し

 一部報道で、岸田首相がコロナを現状の二類感染症から五類感染症へ指定を見直す方向に入ったとのニュースが流れていますね。まだ信頼に足る根拠に基づく報道なのかわかりませんので、噂話程度に理解した方が良いでしょうね。記事の内容は読みましたが、岸田首相が方針転換したと断言している割には、根拠が弱いと感じました。元々、岸田首相は初心貫徹というより朝令暮改の傾向にあるようですし。

 真偽のほどはさておき、私は五類感染症への指定見直しには基本的に賛成です。大変意見の分かれるところだと承知しておりますが、国全体で見てプラスになると考えるからです。

患者数は相当数増えるでしょう。亡くなる方も増えるでしょう。ですが、これはいつか避けられない事だと思います。

 コロナはデルタ株からオミクロン株へ、そこからBA.2、さらにはXEという変異株まで出現しています。国内ではまだ発見されていないとの事ですが、時間の問題でしょう。最初のオミクロン株から変異株のBA.2にかなり置き換わってきてますが、これが収まるか収まらないかのうちにXEが流行していくのではないでしょうか。

2019年末の新型コロナウイルス発見から今日に至るまで、2年半程度で何種類の変異株が発見された事でしょう。

要するに、コロナ禍は終わりが見えないのです。

 とはいえ、コロナに罹ったら入院や自宅療養等を命じられる社会が未来永劫続けられるとは思えません。もしも本当にそれを目指すなら、日本の社会構造を変えるレベルで取り組む必要があるでしょう。

 いつか、コロナに対する対応を変える必要があると思います。それがいつのタイミングか、慎重な判断を要するところでしょうが、無為に先延ばしにしても問題は解決しないでしょう。

オーブンレンジ②

 オーブンレンジ話の続きです。

 前回、オーブンレンジに求めるスペックとして、下記の5点を挙げました。

 

①トーストを裏返さずに焼ける事

②あたためや解凍がきちんとしている事

③庫内フラットで自動お手入れ機能を有している事

④300°以上の加熱が可能な事

⑤庫内容量は30L程度である事

 

これらの各機能について、ビストロNE-BS808はどうなのか、私の感想を述べていきます。

 オーブンレンジを検討した事のある方ならご存じでしょうが、①を満たさない機種は結構多いです。その場合、トーストの途中で裏返すことが必要なのですが、元の電子レンジですら裏返す必要がないのに、5~6万も出して不便な目に遭いたくはないと思いました。ビストロはトーストを裏返す必要はありません。

 ②について、元の電子レンジのあたため機能は飲み物が苦手で、ぬるかったり沸騰してあふれたりしていましたし、解凍機能は焼けるかカチカチかの二択のような状態でした。

この点については口コミで判断したのですが、ビストロは自動あたため等の基本的な機能で隙が無いとの評判を多く見かけたので信頼しました。実際に使ってみても、その評判は間違っていなかったと思います。温度ムラもありませんし、冷凍スライス肉等をめくれるレベルで解凍してくれます。厚さのムラがある鶏肉の塊はもうちょっとといったところでしょうか。個人的には許容範囲です。

 ③については地味ですが重要だと思います。既に何度か料理に使いましたが、便利です。古い電子レンジから移行した身からすると、庫内フラットの便利さは感動ものです。電子レンジやトースターで皿を変える必要もなく、掃除も自動手入れ機能で簡単です。長く使う物ですから、メンテナンス性の高さは大きなポイントだと思います。ここもビストロはそつなくこなします。

 ④の300°以上の加熱性能については、パンやピザを焼くといった、趣味的な要素として求めました。実用性一辺倒というよりも、趣味にも使えるものであって欲しいので。ビストロで早速ピザを焼いてみましたが、200°までしか出せなかった元の電子レンジとは焼き上がりが違います。きれいな焼き色にパリッとした食感で大満足です。

 ⑤についてはそれほど拘るわけではないのですが、この程度の容量があれば大体なんでも作れると思ったからです。せっかく良さそうなレシピを見ても、庫内容量のせいで材料を減量調整して作るとかしたくなかったので。

 実際に買わないとわからない点もありましたが、今のところビストロは期待に応えてくれていると思っています。大体の事を期待以上の水準でこなしてくれる、いい品です。これからお菓子作りなどにも手を出して、ビストロを使いつくしたいと思います。

悪い意味でのコロナ慣れ

 最近そう感じることが良くあります。職場でも、所在地の保健所管内で昨日新たに何人コロナ陽性が判明したか知らない人が増えたように思います。

 一つには、コロナ陽性=全員入院ではなくなったので、感染者数よりも自院への入院者数に関心が向いている人が増えたのかもしれません。

 しかしそれ以上に、日常的な感染防止意識が薄まっているように感じます。毎朝体温を測っていますか?マスクはきちんと着けていますか?手洗いはきちんと行っていますか?

 コロナ陽性者が周囲で出る事も珍しくない今日の状況において、感染を完全に防ぐ事は出来ないと思います。ですが、感染対策の不備で罹るような事は良くないと思います。感染対策を習慣に落とし込んでいくような、良い意味でのコロナ慣れを目指していきたいものです。

オーブンレンジ①

 1年前から買いたいと思っていたオーブンレンジを買いました。機種はNE-BS808、パナソニックのオーブンレンジであるビストロシリーズのスタンダードなクラスです。

 私はこういう家電の類を買うときは即断出来ないので、よくよく考えて買いました(どれを買うか考える時間も楽しんでます)。

 この機種を選ぶにあたって求めた条件は下記のとおりです。

 

①トーストを裏返さず焼ける事

②あたためや解凍がきちんとしている事

③庫内フラットで自動お手入れ機能を有している事

④300°以上の加熱が可能な事

⑤庫内容量は30L程度である事

 

 私の生活スタイルからして、使用頻度の高い機能(トーストやあたため)が優秀である事を結構重視しました。普段から使う機能の向上は買い物の満足度を素直に高めてくれると考えたためです。

 その一方で、凝った料理やお菓子作りなども出来るポテンシャルがあってこそオーブンレンジを買う意味があるとも考えておりましたので、これらの条件を選定しました。

 以上を踏まえ、オーブンレンジ主要4社について考えました。なお、今回の予算は5~6万円程度で、現有の電子レンジはNational製です。

 

【日立 ヘルシーシェフ MRO-W1Z】

 ヘルシーシェフシリーズでは上位機種も含め、①を満たせない事から一番最初に候補から外れました。

 個人的な感想として、ヘルシーシェフは上位機種も他社に比べると安価ですが、他社に対してこれといった強みを有していないように思います(私の調査力不足でしたらすみません)。

 

【シャープ ヘルシオ AX-HA20】

 ヘルシオシリーズで庫内容量30Lを求めるなら、7万円をオーバーするため候補から外れました(予算内のAX-UA20では庫内容量が足りません)。

 ヘルシオは主要4社の中で一番とがった特徴を持つ機種だと思います。他社ではサブウェポン的な位置付けで装備している過熱水蒸気による調理機能に重点を置いています。過熱水蒸気による調理は脱油・減塩になるとの事で、この機能に魅力を感じる方はヘルシオが非常に有力な候補となるでしょう。

 ただ、初めてオーブンレンジを買う人が最初にこのとがった機種を選ぶのはハードルが高いように思います。他社でオーブンレンジを買った事のある人が、過熱水蒸気機能を気に入った際にこの機種を選ぶのではないかと思います。

 

東芝 石窯ドーム ER-TD5000】

 型落ちですが、上位機種が予算内で売られていましたので、東芝のみこの機種で検討しました。石窯ドームシリーズもまた①を満たせない事等から候補から外れました。ただこの機種は最後までビストロシリーズと悩んだ機種でした。

 最大の魅力は、このシリーズの特徴である350°まで加熱可能なオーブン機能です。250°まで加熱出来れば大体何でも作れるのですが、パンやピザなどを焼く場合には300°や350°といった温度の方が美味しく仕上がるそうです。

 私はオーブンレンジに実用性も求めますが、おもちゃ的に楽しめる、飛び道具的な機能にも魅力を感じます。その点からすれば、おいしいパンやピザが楽しめるというのは大きな魅力でした。

 それでもこの機種を選ばなかったのは、①を満たせなかった事と、あたため機能の評判があまり良くなかった(過熱ムラ等)事、加熱調理後のファン音が大きいとの評判が散見された為です。

 今までの電子レンジで出来ていた事(裏返さないトースト、あまり気にならないファン音)が出来なくなってしまうのでは買ってもがっかりしてしまいそうだったので、最終的に候補から外れました。

 以上より、上記3社は候補から外れ、パナソニックのビストロを選ぶに至りました。長くなってしまったので、ビストロを選んだ理由等はまた後日書こうと思います。

いつになったら終わるのか

 コロナ第6波は長いですね。感染者数高止まりで閉塞感を感じます。それも、穏やかながら減っていくのか、BA.2 なる新人が既存のオミクロンに取って代わって感染者数を増やしていくのか、先の見通せない状態です。多分4月も彼女さんに会えないんだろうな。

 第5波の時はコロナ病床が連日ほぼ満床の状態で、減ったと思ったらあっという間に収束していました。結局何が原因で第5波は収束したんだろう。諸説出てきましたが、結論らしい結論が出る前に第6波が始まってうやむやになった気がします。

個人的には、感染対策をする人にワクチンが行き渡り、リスク行動を選好する人が一通り感染し終わったため収束したとする説が正しいような気がしていました。特段の根拠に基づかない俗説ですが、妙に納得感のある説でした。もちろん、実際はそんな単純な理由だけではないのでしょうが。

 奇跡のような事が起きる事を期待せず、現実的な対処方法として、5類感染症への引き下げをきちんと検討して欲しいなと思う今日この頃です。議論の分かれるところでしょうけどね。